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米ノババックス製ワクチンの接種の様子を視察する斎藤元彦知事(左)=春日野会病院
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米ノババックス製ワクチンの接種の様子を視察する斎藤元彦知事(左)=春日野会病院

 新型コロナウイルスのワクチン接種で、春日野会病院(神戸市中央区野崎通4)は19日、副反応が比較的少ないとされる米ノババックス製の接種を開始した。同社製に対応するのは同市内2カ所目で、初日には兵庫県の斎藤元彦知事も視察に訪れた。

 同病院でノババックス製のワクチン接種を受けられるのは、1、2回目が16歳以上、3回目は18歳以上。毎週水・金曜日に1日50回まで対応する。

 視察した斎藤知事は協力に感謝を示し、予約状況について「10~50代からの申し込みが多い」と説明を受けた。自身も3回目はノババックス製を接種して発熱がなかったといい、「選択肢の一つとして活用してほしい」と呼びかけた。

 同社製のワクチンについては、他に神戸市内の医療機関(非公表)と、姫路市内にある県の大規模接種会場でも9月以降の予約を受け付けている。ともに対象年齢は1、2回目が12歳以上、3回目は18歳以上。

 春日野会病院も含め、申し込みはいずれも県予約センターTEL078・361・1768(平日午前9時~午後5時半)

(田中陽一)

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