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新神戸駅に設けられた新型コロナウイルス無料検査センター。帰省客らで長い列もできた=11日、神戸市中央区
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新神戸駅に設けられた新型コロナウイルス無料検査センター。帰省客らで長い列もできた=11日、神戸市中央区

 新型コロナウイルス感染症の流行「第7波」が続く中、3年ぶりに行動制限のないお盆期間が終わったが、兵庫県が11~17日の1週間で確認した感染者のうち、居住地が「兵庫県外」だった人が計259人に上り、前週と比べて100人以上増えたことが分かった。お盆の帰省や旅行で兵庫に滞在した人たちの感染や発症が相次いだとみられる。

 神戸市と姫路、尼崎市など中核市4市を除き、兵庫県が所管する地域で11~17日に感染が確認された人は計2万3646人。そのうち、居住地が「県外」とされた人は259人で、感染者に占める割合は1・1%だった。感染者全体に占める県外居住者の割合は、子どもたちが夏休みに入る前の7月中旬は0・7%台だったため、往来が急増したお盆期間は県外の人の陽性確認も増えたことになる。

 帰省や旅行のほか、仕事の出張などで県内を訪れた人の感染確認もある。帰省先で感染が判明すれば、実家などで療養する人が多いが、旅行者は公共交通機関を利用できないため、宿泊療養施設で過ごすことになる。ただ、県内の宿泊療養施設の使用率は20%台で推移し、逼迫はしなかった。

 このほか、県内での帰省で感染が分かった人もいるとみられる。県医務課はお盆期間の感染確認について「旅行に来て感染が分かり、宿泊療養施設に入った人もいたが、兵庫の場合は逆に、県外への帰省や旅行で感染が分かった人の方が多いのではないか」としている。(高田康夫)

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