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河南忠一氏
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河南忠一氏

 今年5月に神戸市の課長が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関連イベントに出席していたことを巡り、出席は神戸市会自民党会派の河南忠一市議(55)が依頼していたことが31日、分かった。市は7月末、課長が出席したことは説明していたが、同市議からの依頼については言及していなかった。

 市によると、5月14日に神戸市内で開かれた同連合関連の催し「平和祝祭兵庫」に出席した。河南市議から市国際部に「市から誰か出てほしい」と依頼があり、国際課長が出席することになったという。

 市は7月末、出席の経緯を「関係者から依頼があった」と説明していた。市国際課は「プライバシーに配慮し(個人名を)公表することに慎重になった。市議は公職者であり、開示すべきだった」としている。

 また、市は5月30日に同連合側から10万円の寄付を受けたことを明らかにしていたが、この件も河南市議が仲介したという。

 河南市議は神戸新聞の取材に対し「教会関係者の知人から依頼があり、市に伝えた。教会とは知人との個人的関係があるだけだが、今後は付き合いを改めたい」と話した。(三島大一郎)

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