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会見で神戸市内でのレース開催に意欲を見せる片山右京氏=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸(撮影・中西幸大)
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会見で神戸市内でのレース開催に意欲を見せる片山右京氏=神戸市中央区加納町4、アンカー神戸(撮影・中西幸大)
プロ選手が観客の目前を走るジャパンサイクルリーグのレース(提供)
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プロ選手が観客の目前を走るジャパンサイクルリーグのレース(提供)
兵庫県や神戸市を舞台とした自転車レースの可能性について語る片山右京・ジャパンサイクルリーグチェアマン=神戸市中央区のアンカー神戸(撮影・中西幸大)
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兵庫県や神戸市を舞台とした自転車レースの可能性について語る片山右京・ジャパンサイクルリーグチェアマン=神戸市中央区のアンカー神戸(撮影・中西幸大)
兵庫県や神戸市を舞台とした自転車レースの可能性について語る片山右京・ジャパンサイクルリーグチェアマン=神戸市中央区のアンカー神戸(撮影・中西幸大)
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兵庫県や神戸市を舞台とした自転車レースの可能性について語る片山右京・ジャパンサイクルリーグチェアマン=神戸市中央区のアンカー神戸(撮影・中西幸大)

 プロチームによる自転車ロードレース大会を運営する「ジャパンサイクルリーグ」(東京)は22日、神戸市内でレースの開催に向けて準備を進めていると明らかにした。兵庫県内の企業と行政が連携してスタートアップ(新興企業)に投資する「ひょうご神戸スタートアップファンド」から出資を受ける。実現すれば、プロの自転車レース開催は兵庫で初となる。将来は国際大会として海外から選手や観客を呼び込み、地域の活性化を目指す。(高見雄樹)

 ジャパンサイクルリーグ社は元F1レーサーの片山右京氏(59)が会長を務める。同社の加藤康則社長(43)と片山氏らが22日、神戸市内で会見した。

 片山氏は「山と海があり、人口も多い神戸にはプロのレースを開く大きなポテンシャル(潜在力)がある」と語り、市街地の公道で周回レースをする案などを示した。開催時期については明言を避けたが、国内大会としての実績を重ね「将来は国際大会を目指したい」とした。

 ジャパンサイクルリーグは2021年に年間15戦でスタートし、各レースで獲得したポイントで優勝を争う。今年は埼玉や和歌山、広島などの10チームが参加し、各地で20~25戦を予定する。多くのレースを開催して競技のレベルアップを目指すと同時に、開催地の観光需要をつくり出すなど経済効果の拡大も見込む。

 出資を機に、9月11日に神戸市北区と兵庫県の西宮、芦屋市にまたがる「芦有(ろゆう)ドライブウェイ」で開かれる自転車レース「六甲有馬ヒルクライムフェスタ」に、同リーグの所属選手数人を派遣することも明らかにした。

 ひょうご神戸スタートアップファンドは県と神戸市、神戸新聞社やシスメックスなど11の組合員が総額約11億円を出資し、21年に設立。投資先は計6社になった。

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