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草木の足元で、白い姿を現したギンリョウソウモドキ=神戸市灘区六甲山町、六甲高山植物園
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草木の足元で、白い姿を現したギンリョウソウモドキ=神戸市灘区六甲山町、六甲高山植物園

 葉緑素がなく、真っ白な風貌をしたギンリョウソウモドキが、神戸市灘区六甲山町の六甲高山植物園で7年ぶりに開花が確認された。同園で自生しており、珍しい植物を一目見ようと、多くの人が訪れている。見ごろは11日ごろまで。

 光合成は行わず、地中の菌から栄養を取り込む腐生植物。花の時期以外は地上に姿を現すことがなく、一定の条件がないと開花しないという。高さは15センチほどで、うつむくように咲く花と、退化してレースのように透き通った葉が特徴だ。

 春から夏にかけて咲くギンリョウソウに似た姿だが、花期は秋のため、別名アキノギンリョウソウとも。入園者の神戸市東灘区の主婦(49)は「幻想的。次に見られるのはいつになるか」と、熱心に写真を撮っていた。

 午前10時~午後5時。入園料中学生以上700円、4歳以上350円。六甲高山植物園TEL078・891・1247

(長嶺麻子)

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