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銃で襲おうとする犯人役の男(手前左)を、防弾かばんを持って制する警護担当の警察官=7日午後、兵庫県立明石公園(撮影・秋山亮太)
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銃で襲おうとする犯人役の男(手前左)を、防弾かばんを持って制する警護担当の警察官=7日午後、兵庫県立明石公園(撮影・秋山亮太)

 兵庫県明石市で11月に開かれる「全国豊かな海づくり大会兵庫大会」に向け、兵庫県警は7日、県立明石公園で警備訓練を行った。安倍晋三元首相の銃撃事件を受けて、要人警護の動きも確認。銃を持って襲ってきた不審者役の男を取り押さえた。

 要人警護訓練は、イベントに出席した国務大臣が演説後、暴漢に襲われるという想定で実施。安倍元首相の事件では後方の危険性を見落としていたため、訓練は演説場所の後方にパネルと防弾シートを設けて警護担当者を全方向に配置した。

 演説を終えた大臣役の警察官が聴衆とグータッチを交わす中、側面から近づいてきた男が、かばんから銃を取り出した瞬間、スーツ姿の警察官が一斉に男の体を押さえ付けた。

 爆発物の処理訓練もあり、県警機動隊の専門部隊が遠隔操作ロボットを使って慎重に爆発物を処理車まで運び出した。

 県警の岡本修警備課長は「重要なのは訓練の成果をいかに発揮できるか。期待に応えたい」と話した。

 全国豊かな海づくり大会は水産資源の保護や漁業振興などを目的に、都道府県が持ち回りで開催する行事で、天皇、皇后両陛下が出席される主要公務の一つ。(前川茂之)

明石安倍元首相銃撃全国豊かな海づくり大会
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