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住宅地の木に登り、周りの様子をうかがうツキノワグマの子グマ=2010年10月、豊岡市日高町日置
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住宅地の木に登り、周りの様子をうかがうツキノワグマの子グマ=2010年10月、豊岡市日高町日置
人家近くを歩くツキノワグマ=2010年10月28日、豊岡市日高町日置
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人家近くを歩くツキノワグマ=2010年10月28日、豊岡市日高町日置
兵庫県内で目撃された2頭のクマ(県森林動物研究センター提供)=2016年10月
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兵庫県内で目撃された2頭のクマ(県森林動物研究センター提供)=2016年10月

 兵庫県は12日、ツキノワグマの狩猟を3年ぶりに解禁し、猟期期間を11月15日~12月14日にすると決めた。生息数維持のため禁止していたが、隣接府県を含む東西二つの地域で推定生息数が解禁基準(800頭以上)を上回った。

 12日にあった県環境審議会鳥獣部会で了承された。1月時点の推定生息数は、県東部と京都北部が814頭(県内325頭)、県西部と鳥取、岡山県が808頭(同315頭)だった。

 ツキノワグマの増加傾向を受けて、県は2017年度、被害防止と保護を両立する5カ年の管理計画を策定。解禁基準を決めて20、21年度は禁止した。22年度以降の5年間は円山川と市川を境にした東西の地域で、いずれも800頭以上になれば狩猟を解禁すると決めていた。(森 信弘)

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