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政務活動費の不適切処理問題に抗議するため一部の議員が退席した議場で一般質問をする光本圭佑市議=尼崎市議会
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政務活動費の不適切処理問題に抗議するため一部の議員が退席した議場で一般質問をする光本圭佑市議=尼崎市議会

 兵庫県尼崎市の光本圭佑市議(43)=無所属=が所属していた会派「日本維新の会」の政務活動費(政活費)を不適切処理していた問題で、光本市議は2018年度に領収書などを偽造し、パソコン修理費約17万5千円を不正に受給した疑いがあることが15日、関係者への取材で分かった。

 18年度分の政活費の収支報告書によると、光本市議は2期目だった19年1月、修理費として計17万5392円を支出し、請求書と領収書を提出した。だが、今年6月に一連の問題が発覚したため、会派が調べたところ、業者は「請求書も領収書も発行していない」と話したという。

 光本市議は同日、神戸新聞などに対し「請求書と領収書を無断で作ったことはない」と否定。パソコンの修理費は新たに購入するより高額だったとみられるが、「使い慣れたパソコンだったので、修理してあと2、3年使えれば元は取れると思った」と説明した。

 一方で「新しい商品を購入したのではなく、修理であるため、現時点で(実際に修理をしたと)証明することはできない。書類提出時、照らし合わせてチェックしなかった議会事務局の対応も疑問。警察の捜査で身の潔白が明らかになれば」とした。

(広畑千春)

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