新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新ワクチンの接種が23日、兵庫県の大規模接種会場で始まった。9月下旬から10月にかけて各市町の接種会場や医療機関でも始まる。新ワクチンの接種は1人1回で、2回接種した12歳以上全員が対象。ただ、県内各市町に取材すると、接種の進め方は市町によってばらばらで、住民には自身がいつから接種できるのか分かりづらい。
県の大規模接種会場は宝塚総合庁舎(宝塚市旭町2)と旧姫路市文化センター(姫路市西延末)。4回目を接種していない60歳以上や基礎疾患のある人らが対象で、宝塚総合庁舎では、高齢者や医療従事者らが体調の確認などを経て次々と接種を受けた。斎藤元彦知事も視察に訪れた。
接種を受けた団体職員、若林真弓さん(64)=西宮市=は「コロナに感染したことはなかったが、オミクロン株は感染力が高く不安だった。接種を受けられて安心」と話した。
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新ワクチンの接種の進め方として、国は60歳以上や基礎疾患のある人など4回目接種の対象者で接種していない人から始め、その後に対象を拡大する方式を示している。対象拡大は「10月半ば以降」とし、4回目対象者の一定の完了が見込まれる自治体は前倒しを可能とする。県の大規模接種会場では10月11日からの対象拡大を予定している。
一方、県内では接種開始時点から対象を拡大する市町が多い。広げ方もそれぞれで、接種できる時期も違い、混乱を生じかねない。
24日から始める姫路市は、開始当初から2回の接種が終わった12歳以上全員を対象にした。同市は「4回目接種率は全国平均並み。接種数の伸びも鈍化しており、早期の接種を求めていた人は打ち終わっている」と判断したという。同市では4回目が始まる際に全員に接種券を送っており、早くに対象拡大できた一因になった。
政府は年内の完了を目指しており、前回接種から5カ月以上としている間隔を縮めることを検討中。既に4回目を済ませた高齢者らが、11月以降に一気に対象になることが想定され、同市は「それまでに可能な限り、接種を進めておきたい」とする。
姫路市と同様、既に接種券を全員に配布した三田市も27日の開始とともに全ての人を対象にする。24日から始める三木市や27日からの神戸市は3回目未接種者に対象を広げた。
一方、尼崎市や豊岡市は国の方針通り、4回目対象の未接種者から始め、10月中旬や下旬から対象を拡大する予定だ。豊岡市の担当者は「これまでと違って市民の体育館での活動も戻っている。場所やスタッフが潤沢ではない中、前倒しを求められるとスケジュール的に厳しい」と話した。
(高田康夫、池田大介)
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