中学校の運動部活動を外部に委ねる地域移行の流れを受けて、「スポーツクラブ(SC)21ひょうご」への期待が高まっている。SC21は「だれでも、いつでも、身近なところで」スポーツに取り組める場として2000年度以降、兵庫県内にくまなく設立された地域クラブ。最近は会員の減少や役員の高齢化が課題だったが、休日の部活指導を見据え、新たな取り組みも始まっている。(有島弘記)
SC21は、スポーツを通じた地域のコミュニティーづくりを目的に県が設立に伴う財源を支援。地域住民が主体になって運営する仕組みだ。
05年度には県内全小学校区の827カ所に開設され、32万4755人が加入。大人も子どもも参加し、世代を超えたスポーツ交流や健康づくりなどの役割を果たしてきた。
ところが近年、活動は縮小傾向。小学校の統廃合などにより21年度は777カ所、会員数は20万人を下回った。役員の世代交代が進まず、種目が固定化しているクラブも多い。
打開策を探ろうと、県教育委員会の検討委員会は今年1月に「10年プラン」を提言。クラブの法人化による持続的な運営を促す一方、休会の選択肢も示している。
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そうした中、活路となりそうなのが中学部活の地域移行だ。スポーツ庁は休日を対象に公立中学校の運動部活動の指導を23年度から地域に委ねていく方針。25年度までの3年間を「改革集中期間」とし、将来的には平日も視野に入れる。そこで地域の受け皿の重要さが増してきた。
流れに呼応するように、日本スポーツ協会は今年4月、「総合型地域スポーツクラブ登録・認証制度」をスタート。登録した地域のスポーツクラブが自治体などと連携し、町の活性化を目指すもので、部活動支援の役割も期待される。
兵庫では県スポーツ協会が申請を受け付けており、県内申請第1号となったのは「スポーツクラブ21富士」。三田市の富士小学校が拠点で、会員は未就学児から70代まで約270人。サッカー、フットサル、バスケットボール、バドミントン、ソフトボールの5競技を行う。
審査を通った登録クラブとなれば、利用者の安心にもつながると、制度への申請を決めた。中学生の部活動指導も見込んでおり、学校や保護者の信頼を高めるため、各競技のコーチが日本スポーツ協会のコーチ公認資格を取得。NPO法人にもなった。高橋和久事務局長(64)は「責任を持った対応ができるようにしたい」と話している。
県内の同制度の申請は8月末時点で11件。今後の広がりが注目される。
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