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村上春樹さんがノーベル文学賞に選ばれず、落胆するファンの「ハルキスト」と、オーナーシェフの山中崇裕さん(左から2人目)=6日夜、神戸市中央区中山手通2、ピノッキオ(撮影・吉田敦史)
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村上春樹さんがノーベル文学賞に選ばれず、落胆するファンの「ハルキスト」と、オーナーシェフの山中崇裕さん(左から2人目)=6日夜、神戸市中央区中山手通2、ピノッキオ(撮影・吉田敦史)
村上春樹さんのノーベル文学賞を願い「来年こそは」と乾杯する店のオーナー山中崇裕さん(左端)とハルキストら=6日夜、神戸市中央区中山手通2、ピノッキオ(撮影・吉田敦史)
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村上春樹さんのノーベル文学賞を願い「来年こそは」と乾杯する店のオーナー山中崇裕さん(左端)とハルキストら=6日夜、神戸市中央区中山手通2、ピノッキオ(撮影・吉田敦史)
ノーベル文学賞の発表を祈るように見守るハルキストら=6日夜、神戸市中央区中山手通2、ピノッキオ(撮影・吉田敦史)
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ノーベル文学賞の発表を祈るように見守るハルキストら=6日夜、神戸市中央区中山手通2、ピノッキオ(撮影・吉田敦史)

 6日夜に発表されたノーベル文学賞。今年も神戸・阪神間にゆかりが深い作家の村上春樹さん(73)は選ばれなかった。村上さんが訪れていた飲食店に集まったファン「ハルキスト」らは、ため息をつきながらも「また来年!」と乾杯した。

 村上さんのエッセーに登場する神戸市中央区の老舗ピザ店「ピノッキオ」。受賞を逃したことが分かると、ファンたち15人が「あ~」とこぼした。続いて「来年に期待しよう」と声が上がり、全員で「残念会」と称してシャンパンのグラスを掲げた。

 店内には店の招待で来店し、村上さん夫妻と、奇跡的に同姓同名だという夫婦2人の姿もあった。神戸市北区に住む会社員の村上春樹さん(53)は「絶対取れると思っていたのですが…。すいません」。妻の陽子さん(51)も「受賞を楽しみにしていたが残念です」と肩を落とした。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で中止されたが、恒例のファン集結イベントは今年で10年目を迎えた。店も今年、60周年。オーナーシェフの山中崇裕さん(67)は「今年は祝い事が重なっているので期待した」と悔しがり、「ここまできたら受賞するまでイベントを続けたい」と笑った。(堀内達成)

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