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報道陣に公開された大鳴門橋の下層部。鉄骨のある空洞のスペースに自転車道の敷設を目指す
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報道陣に公開された大鳴門橋の下層部。鉄骨のある空洞のスペースに自転車道の敷設を目指す
大鳴門橋をバックに「自撮り」する斎藤元彦知事=南あわじ市福良丙
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大鳴門橋をバックに「自撮り」する斎藤元彦知事=南あわじ市福良丙

 兵庫県の斎藤元彦知事は7日、大鳴門橋を視察し、徳島県と連携して検討している同橋での自転車道整備について「必要な手続きを経て、来年度の工事着手を目指したい」と話した。

 壮大な渦潮を見下ろす自転車道が実現すれば、淡路島を1周する「アワイチ」が人気のサイクルツーリズムで、新たな目玉として期待される。

 両県は2018年度から自転車道の敷設に向けた検証を開始。橋は全長1629メートルの上下2層構造で、下層は新幹線を通せる強度があるが、レールなどはなく空洞の状態となっている。

 想定ではこのスペースに幅4メートルのアスファルト舗装を施し、両側に高さ2・5メートルの防護柵を取り付ける。精密模型の風洞実験などを重ね、19年度に安全を確保できるとの結論が出ていた。

 橋の下層部などを視察した斎藤知事は「自転車はCO2(二酸化炭素)を出さない究極のエコツーリズム」と期待感を示した。(内田世紀)

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