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 日本精神衛生学会の全国大会が29、30日、神戸市西区学園西町3の同市看護大で開かれる。「社会的孤立と心の健康」をテーマに、生活困窮やひきこもりなどが原因で孤立する人々を救う手段を議論する。

 日本は経済協力開発機構(OECD)加盟国で孤立者の割合が高いことが指摘されており、対策が急がれている。

 大会は29日午前10時に開会。同大看護学部の船越明子教授(精神看護学)の講演「社会的孤立への支援」に続き、午後はひきこもり、災害時の心のケアを話し合う分科会を開く。30日は午前10時から、東京大大学院医学系研究科の川上憲人客員研究員の講演「コロナ禍&ポストコロナの職場のメンタルヘルス」。午後に不登校、自殺対策の分科会などを行う。

 29日には無料の市民公開講座も開講。マルトリートメント(不適切な養育)について考える講演やひきこもりがテーマのビデオ「カンパニュラの夢」の上映会がある。

 参加費は市民公開講座を除いて一般5000円、学生・大学院生2000円。同講座や有料のオンデマンド配信(11月7~30日)を含めて希望者は、ホームページ(https://seishin38th.jp/)から申し込む。

 大会についての問い合わせはメール(38thseisinkb@gmail.com)で。

(津谷治英)

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