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 兵庫県明石市で11月に開かれる全国豊かな海づくり大会を前に、豊かで美しい兵庫の海の再生について考えるシンポジウムが10月29日、神戸市中央区の市産業振興センターハーバーホールである。タレントで明石たこ大使のさかなクンの講演も。主催する兵庫県がオンラインと会場の参加者各200人を募集している。

 瀬戸内海では水質が改善した一方、「栄養塩」と呼ばれる窒素やリンが減り、ノリの色落ちやイカナゴの減少を招いているとされる。このため県は工場排水などの窒素濃度を高める「栄養塩類管理計画」の10月中の策定を目指している。

 シンポは2部制で、午前(午前10時半~午後0時半)は、県の担当者が同計画の概要を紹介し、大阪大の中谷祐介准教授が講演。海を巡る食や資源循環に関し、ホテルや産業廃棄物処理、漁業の関係者、研究者、県環境部長らがパネル討議する。午後(午後2時~3時15分)は、さかなクンが魚と環境をテーマに話す。

 午後からの参加も可。無料。17日までにサンテレビのホームページから申し込む。応募多数の場合は抽選。事務局TEL078・360・0356

(森 信弘)

明石神戸全国豊かな海づくり大会
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