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 兵庫県明石市の10月1日時点の推計人口が30万4564人で、毎年の同日時点を比較したところ、10年連続で増えたことが分かった。増加は2013年から続き、17年からは過去最多を更新し続けている。手厚い子育て支援策が、若い世代を呼び込む一因となっている。

 同市が公表した推計人口は前年の同日と比べて0・2%(741人)増えた。昨年10月から今年9月までの1年間は、死亡数が出生数を603人上回る「自然減」となった一方、転入者数が転出者数を1344人上回る「社会増」だったため、人口が増えた。

 地区別で見ると、大久保地区が940人増と増加幅が最大で、JR・山陽電鉄明石駅周辺などの本庁地区も96人増えた。一方で魚住地区は268人減り、二見地区も27人減だった。

 同市によると、人口増加の主な原因は子育て世代の転入超過。市は13年に中学生までの医療費を無料化した後、16年に第2子以降の保育料を無料にし、中学校給食も始めた。中学校給食は20年に無償化し、医療費無料化も21年に対象を高校生まで広げた。(長尾亮太)

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