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「イチロー!」。おなじみの「イチローコール」が、スタンドに戻ってきた=1996年3月31日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸
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「イチロー!」。おなじみの「イチローコール」が、スタンドに戻ってきた=1996年3月31日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸
スタンドから選手にエールを送るファン=1995年10月21日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸
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スタンドから選手にエールを送るファン=1995年10月21日、神戸市須磨区、グリーンスタジアム神戸
阪神・淡路大震災があった年にリーグ優勝を果たし、神戸でのパレードでファンに手を振る(左端から)イチロー選手、星野伸之投手、仰木彬監督=1995年11月5日、神戸市中央区、東遊園地前
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阪神・淡路大震災があった年にリーグ優勝を果たし、神戸でのパレードでファンに手を振る(左端から)イチロー選手、星野伸之投手、仰木彬監督=1995年11月5日、神戸市中央区、東遊園地前

 プロ野球オリックスの26年ぶりの日本一に、前回の本拠地で「がんばろうKOBE」を合言葉に躍進を支えた神戸のファンも喜びを爆発させた。

 「最後まで諦めず『全員野球』を貫いた。(当時の)仰木(彬)監督も目指した姿」と、26年前を重ね合わせたのは、神戸市長田区の大正筋商店街で日本茶販売店を営む男性(73)。長い低迷を経て、台頭した若手がチームを引っ張った点に「商店街も次の世代が育ってきた。同じように飛躍できたら」と期待を込めた。

 前回の日本一は、阪神・淡路大震災で沈んでいた街に希望をもたらした。「今回も新型コロナウイルス禍やウクライナ侵攻などの暗いニュースを吹き飛ばしてくれた」と歓迎した。男性の店は31日から優勝セールを始めるという。

 前身に当たる阪急ブレーブス時代からのファンという同市北区の男性会社員(44)は「ブレーブス時代からチームを知り尽くす中嶋(聡)監督の采配が光った。日本一は格別」。今年は20試合以上、球場に足を運んで応援した。「一時はリーグ優勝を諦めかけたが、若手が活躍するチームを親のような気持ちで見守ってきた」

 神宮球場で優勝の瞬間に立ち会ったのは、同市兵庫区の男性会社員(27)。0歳から球場で応援してきたといい「自分の目で優勝を見届けられて幸せ」と感慨に浸った。今年の日本シリーズは7試合中5試合を球場で見た。「第5戦のサヨナラ勝ちで流れが変わった」と振り返った。

 かつてオリックス応援会に所属し、26年前の日本一を球場で見届けたという西宮市出身の男性会社員(58)は「若手の活躍がうれしい。この強さは当分続きそう」と、来シーズンにも期待した。(高見雄樹、小森有喜)

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