この冬、全国的に新型コロナウイルスとインフルエンザが同時流行する懸念が言われている。国内感染者数は両方を合わせて、ピーク時に1日75万人に上ると想定され、兵庫県内でもコロナ流行「第7波」を超える患者数を見越した対策が必要となる。国は重症化リスクが低い人について自己検査などを想定するが、一部の医師は課題を指摘している。
国は今冬の感染拡大について、日本とは四季が反対のオーストラリアなどでインフルエンザが広がったことや、欧州などで再びコロナ感染者が増加していることなどから、ピーク時にはコロナが1日45万人、インフルエンザが30万人規模で同時流行すると想定する。都道府県などに「外来医療体制整備計画」を作成するよう通知した。
国は都道府県独自の想定も認めているが、作成要領の計算式に従うと、兵庫県はピーク時に新型コロナで1日約1万9千人に備えなければならない。インフルエンザが同時流行し、国が試算するようにコロナの3分の2程度の患者が出るとすれば、計3万人程度への対応が必要になる。
第7波の1日当たり県内最多感染者数は8月11日の1万2376人で、発熱外来は逼迫した。同日の医療機関と自己検査を合わせた検査件数は1万7千件を超えた。同時流行すれば、患者数や検査の件数はこれらをはるかに超えるとみられる。
国はピーク時対応の標準的モデルとして、高齢者や小学生以下、基礎疾患がある人、妊婦などに発熱外来を受診するよう促す。
一方で、重症化リスクの低い中学生以上64歳以下は、新型コロナの自己検査で陽性であれば自宅療養し、陰性で受診を希望する場合は電話やオンライン診療、かかりつけ医の受診を利用し、必要に応じて抗インフルエンザ薬を内服するよう呼びかける。
発熱外来の逼迫を避ける目的だが、生田診療所(神戸市中央区)の武村義人所長は「インフルエンザの治療薬は発症から一定の時間がたつと効かなくなる。コロナの検査キットがすぐ手に入るか、検査結果は正確かなど課題は多い」と指摘する。
国の通知を受け、計画策定にかかっている兵庫県の斎藤元彦知事は「第7波の課題なども検証しながら、医師会や病院などと協議し、同時流行に備える体制を構築したい」としている。(高田康夫)
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