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山の間をたゆたう雲海。光の中に白と黒の陰影が浮かび上がる=丹波市青垣町桧倉の岩屋山から
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山の間をたゆたう雲海。光の中に白と黒の陰影が浮かび上がる=丹波市青垣町桧倉の岩屋山から

 パラグライダーの名所として知られる兵庫県丹波市青垣町の岩屋山(標高718メートル)に、雲海シーズンが到来した。山の間を雲がたゆたう絶景を捉えようと、写真愛好家らが盛んにシャッターを切っている。

 朝晩はぐっと冷え込むようになった丹波地域。放射冷却とともに湿度が高く、無風、またはそれに近いことが雲海の発生条件とされる。

 寒暖差で生じる丹波霧が町を包み込んだ早朝、岩屋山を訪ねた。麓から車を走らせること約20分。山頂近くにあるパラグライダースクールのフライト場にたどり着いた。

 眼下に雲の川が広がり、朝日が山あいから昇り始めると、黒から青、そして乳白色に。午前7時ごろには一面が黄金色に輝いた。

 パラグライダースクール「ロールアウト」を運営する加藤豪さん(48)によると、晴れの日が続き、例年よりも好条件で観察できるという。加藤さんのスクールでは、雲海フライトも実施中。次は雲海を見下ろしながらの空中散歩を楽しんでみよう。

 見頃は12月末まで。氷上PA観光案内所TEL0795・82・9123(水曜定休)

(伊藤颯真)

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