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ヨットでの単独無寄港世界一周に出発した木村啓嗣さん=12日午後、芦屋市沖の大阪湾(撮影・斎藤雅志)
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ヨットでの単独無寄港世界一周に出発した木村啓嗣さん=12日午後、芦屋市沖の大阪湾(撮影・斎藤雅志)
ヨットでの単独無寄港世界一周に出発した木村啓嗣さん=12日午後、芦屋市沖の大阪湾(撮影・斎藤雅志)
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ヨットでの単独無寄港世界一周に出発した木村啓嗣さん=12日午後、芦屋市沖の大阪湾(撮影・斎藤雅志)
六甲山を背景に海上を走る木村啓嗣さんのヨット=12日午後、芦屋市沖の大阪湾(撮影・斎藤雅志)
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六甲山を背景に海上を走る木村啓嗣さんのヨット=12日午後、芦屋市沖の大阪湾(撮影・斎藤雅志)
応援メッセージが書かれた日の丸をヨットに取り付け、笑顔を見せる木村啓嗣さん=12日午後、西宮市西宮浜4、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
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応援メッセージが書かれた日の丸をヨットに取り付け、笑顔を見せる木村啓嗣さん=12日午後、西宮市西宮浜4、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
木村啓嗣さん(左から2人目)の激励に駆け付けた家族=12日午後、西宮市西宮浜4、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)
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木村啓嗣さん(左から2人目)の激励に駆け付けた家族=12日午後、西宮市西宮浜4、新西宮ヨットハーバー(撮影・斎藤雅志)

 ヨットで単独無寄港の世界一周に挑む兵庫県西宮市の会社員木村啓嗣さん(23)が12日、新西宮ヨットハーバー(同市)から約5万キロの航海へ出発した。成功すれば海洋冒険家の白石康次郎さん(55)が1994年に達成した日本最年少記録(26歳10カ月20日)を更新する。

 木村さんは大分県出身。高校時代はヨット部で、国体にも出場した。卒業後は海上自衛隊の潜水艦員となったが、世界一周の夢をかなえようと約1年半で退官。ヨットを通じて社長と親交があった大阪府内の会社に転職、社のプロジェクトとして航海が企画された。

 ヨットは全長12メートル超で、約10人が乗るレース用の船を改良した。海水を真水にろ過する装置やオートパイロット、衛星通信のシステムを備え、電気は太陽光と水力で発電する。

 出港後はハワイ沖や南米ホーン岬、南アフリカの喜望峰を経て、オーストラリアの東を北上。約180日かけ、来年5月ごろ帰港する予定。木村さんは「成功の自信は五分五分。無事に帰ってきたい」と話した。航海の様子は船上からインスタグラムで発信する。(山岸洋介)

 6月に世界最高齢の83歳で太平洋単独無寄港横断に成功した堀江謙一さんの話 

 僕の出発直前、新西宮ヨットハーバーで準備中に木村さんと出会い、立ち話の中で世界一周へ挑戦すると聞いた。彼の活躍に刺激を受け、ヨットを志す若者が増えるとうれしい。

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