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刈り取った正月用の若松を選別する農家の人たち=丹波市山南町坂尻
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刈り取った正月用の若松を選別する農家の人たち=丹波市山南町坂尻
刈り取った正月用の若松を選別する農家の人たち=丹波市山南町坂尻
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刈り取った正月用の若松を選別する農家の人たち=丹波市山南町坂尻

 正月飾りに使う若松の出荷準備が、日本三大産地の一つとされる兵庫県丹波市山南町で本格化している。農家らは刈り取りや選別、枝落としなどで大忙し。11月いっぱいまで作業を続け、12月初旬に西日本各地の市場に出荷される。

 同市山南町では坂尻地区を中心に戦後から生産が盛ん。茨城、愛媛両県と並ぶ一大産地とされ、今は農家26軒が丹波若松生産者会(衣笠盛幸会長)を組織し、計約18ヘクタールで栽培する。

 若松は10センチ間隔で植える「密植栽培」で育てる。収穫期を迎えた定植3年目の畑では、人の胸の高さまで伸びた松がびっしりと隙間なく並び、上向きの葉を茂らせる。草刈り機で根元からまとめて切り倒して集め、大きさなどに応じて手作業で選別し、枝をそいで形を整える。

 生産者の浅田浩伸さん(47)は「葉がしっかりと上を向いており、出来は良好。正月に使って明るい気分になってもらえれば」と話していた。(那谷享平)

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