播磨臨海道路、神戸・西区－姫路間の詳細ルート計画着手へ 県と神戸市、国交省案受け

2022/11/28 19:13神戸新聞NEXT

播磨臨海道路、神戸・西区－姫路間の詳細ルート計画着手へ　県と神戸市、国交省案受け

国交省からルート計画案を受け取った斎藤元彦知事（右から２人目）と油井洋明副市長（同４人目）＝兵庫県庁

　播磨灘沿岸部の東西約５０キロを結ぶ「播磨臨海地域道路」（神戸市西区－兵庫県太子町）のうち、優先整備区間とされる約３６キロについて、国土交通省は２８日、これまでに調査、作成したルート計画案を、兵庫県庁で県と神戸市に手渡した。今後、都市計画の決定権を持つ県と同市が、同案を参考に計画作りに着手する。

　優先整備区間は２０２０年１１月、検討された４案から、姫路市広畑区から内陸を通り加古川バイパスに接続、第二神明（神戸市西区）に至る「内陸・加古川ルート」に決まった。ルートは幅約１・４キロの帯状だったが、国交省近畿地方整備局は決定を受け、詳細なルート計画案（非公表）を作成。県と神戸市はこれを基に、地元住民らの意見を聞きながら都市計画手続きを進める。

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