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賀川浩さん=2020年7月、神戸市内
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賀川浩さん=2020年7月、神戸市内

 サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で日本が初の8強入りを逃した6日、現役最年長のサッカージャーナリストとして知られる賀川浩さん(97)=神戸市東灘区=が取材に応じ、クロアチアとの激闘を振り返った。

 日本はPK戦で3人がキックを止められ、1-3で敗れた。「ここ(W杯)に出てくるような選手は、狙ったところに蹴れて当たり前。PKは運ではなく、度胸の問題。入るに決まっとると思っていないとね」と精神面に敗因を求めた。

 賀川さんは1974年の西ドイツ大会から、89歳だった2014年のブラジル大会までW杯10大会を現地で取材。長年の活動が評価され、15年に国際サッカー連盟(FIFA)会長賞を日本人で初めて受賞した。今大会は体調面を考慮し、18年のロシア大会に続き自宅でテレビ観戦している。

 日本は7大会連続出場で4度目の16強入り。賀川さんは「試合のたびに経験をプラスにしてきた。森保監督は選手起用が当たり、度胸があった」とねぎらい、「90分の間に点を取る方法をもっとつくらんと。選手もどこに走り込み、どこで蹴ったら必ず決められるという自分の形を持たんとあかん」とさらなる成長を期待した。(小川康介)

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