播磨灘でマダコの不漁が続く中、兵庫県明石市内の五つの漁協に所属する釣り船業者が、そろってタコ釣りの営業を自粛している。歴史的な不漁となった昨年と同様に来年4月末まで続ける予定で、業者は「資源保護は待ったなしの状況だ」と釣り客に理解を求める。
5漁協でつくる同市漁業協同組合連合会(市漁連)の遊漁船部会が漁業者との協議で決定。同部会の約40業者が9月中旬から自粛を始めた。
明石市内のタコ(一部イイダコなどを含む)の漁獲量は昨年、前年比約8割減と歴史的な不漁に陥った。マダコだけで見ると最盛期(7月)で前年同期比約18%の33トン。今年7月は43トンとわずかに回復したが、全盛期にはほど遠い状況が続いている。
同部会は2020年、マダコの保護などを目的に発足した。同年は産卵期の9月中旬~10月末、タコ釣りを一斉に休業。昨年は、水温低下で成長が鈍る冬季を含め9月中旬~今年4月末に自粛した。今年は11、12月に条件付きで営業する予定だったが、不漁を受けて取りやめた。他の魚介類については、通常通り営業する。
資源保護を強化しようと、同部会は今年5月から、遊漁船の乗客が釣ったマダコを放流用に提供してもらう「タコマイレージ制度」を新たに始めた。タコの匹数に応じてポイントを付与し、その数で色違いのステッカーと交換する。9月中旬までに延べ約2700人から計7500匹余りを回収し、海に返した。来年は水産物を扱う市内の飲食店で使えるクーポンなどを用意することも検討する。
同部会の松本正勝会長(63)は「将来のために資源を残さなくては。漁協の一員としてできることをしたい」と強調する。
市漁連は、漁協に所属していない遊漁船業者やプレジャーボートの釣り人らにも「同様に自粛を考えてほしい」と呼びかけている。(森 信弘、有冨晴貴)
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