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陸上自衛隊伊丹駐屯地=伊丹市緑ケ丘7
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 陸上自衛隊伊丹駐屯地は20日、中部方面総監部付隊(兵庫県伊丹市)の40代の男性准陸尉が、外部団体の資金約1300万円を横領したとして、懲戒免職処分にしたと発表した。処分は同日付。

 同駐屯地広報班によると、准陸尉は2017年3月ごろから21年11月2日までの間、外部の民間団体の資金約1300万円を横領した。同班は本人の申告で横領の事実が発覚したとするものの、申し出の時期や横領の手段、動機、刑事処分などについて同班は「詳細について回答する立場にない」と説明した。

 同班は准陸尉について、年齢などを回答しなかった。自衛隊のホームページによると、准陸尉は曹士隊員を指導し、幹部の補佐を行う階級。

 今回を含め、同駐屯地は今年に入り、少なくとも9件の懲戒処分を発表。今月16日には生活隊舎の屋上などで大麻を複数回使用したとして、第36普通科連隊(同市)に所属する20代の男性陸士長2人と20代の男性1等陸士を懲戒免職処分にしていた。同駐屯地はこの発表の際も、大麻の入手経路について「捜査中のため回答を控える」などとしていた。

 このほか、部下にパワハラしたとして宇治駐屯地関西補給処の50代の男性1等陸佐を減給1カ月(30分の1)=3月▽酒気帯び運転をしたとして中部方面後方支援隊の30代の男性2等陸曹を停職3カ月=7月▽部下にパワハラを繰り返した中部方面警務隊本部に所属する50代の男性幹部自衛官を停職3日=同▽他の隊員の現金を盗むなどした中部方面総監部付隊に所属する50代の男性准陸尉を免職=同▽部下の女性にセクハラ行為をした中部方面システム通信群の50代の男性陸曹長を停職3カ月=11月-の懲戒処分にしていた。

 また4月には、ホテルで男子高校生にわいせつな行為をして動画を撮影したとして、伊丹駐屯地の20代の男性陸士長が児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で警視庁に逮捕された。

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