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 阪神・淡路大震災から28年となる来年1月17日前後に、兵庫県内で市民団体が開催する追悼行事が、22日時点で42件であることが民間団体の調査で分かった。前年と比べて1件減とほぼ横ばいで、新型コロナウイルス禍以前の水準に戻る気配はない。

 「市民による追悼行事を考える会」が10月、約2600の団体(学校を含む)にアンケートを送付。約1004団体の回答を得た。

 42件の内訳は、集いやフォーラム、ウオークなど17件▽法要、ミサなど18件▽コンサート、展示会など7件。震災25年の2020年は60件あったが、コロナ禍で減少傾向が続いている。

 また、学校・幼稚園で黙とうなどを行うのは873校園で、前年から140校園減った。神戸市内は前年よりも12校園増えたが、西播磨地域で111校園減、但馬地域で30校園減。感染拡大防止などで集会行事を取りやめたとみられる。

 同会世話人の計盛哲夫さんは「コロナ禍で追悼行事が開催できないことはやむを得ない。感染対策などを工夫して実施しようとする団体も多く、震災の記憶の風化が進んでいるとは単純に言えないだろう」と話す。

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