• 印刷
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 兵庫県内の漁協や自治体でつくる「県内水面資源保全支援協議会」(事務局・県内水面漁業協同組合連合会)は23日、傘下のボランティア活動団体で補助金の不正受給があったと発表した。ウナギの生息状況の調査を巡り、活動日数を水増しして国や県などから約185万円を不正に受け取っていたという。

 不正受給は、揖保川流域の清掃や教育活動などに取り組む「みんなの川・揖保川会」(宍粟市、活動休止中)で発覚した。同協議会によると、同会は国から委託された「水産多面的機能発揮対策事業」として姫路、たつの市の川に設置したウナギのすみか「石倉」で生息状況を調査。2019、20年度は活動日数が計14日間だったが、計26日間と偽り、補助金計184万9千円を不正受給していた。

 内部調査で判明し、会長と副会長2人、会計担当者の計4人が関与していた。「会員の日当の支払いなどに充てる運転資金を確保したかった」などと説明。私的流用はなく、不正受給分は全額返還されたという。

西播
もっと見る
 

天気(9月6日)

  • 33℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 10%

  • 35℃
  • ---℃
  • 0%

  • 36℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ