2020年に中国への返還が発表された神戸市立王子動物園(同市灘区)のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」(雌、27歳)の契約期限が今月末に迫っている。昨年春に発覚した心臓疾患の治療のため、今年3月中旬から一般観覧は中止されたまま。新型コロナウイルスの影響で返還先への直行便がなく、年明け以降も神戸にいるとみられるが、再び愛くるしい姿を見ることはできるのだろうか。
タンタンは1995年9月16日、中国で生まれた。同国との共同飼育繁殖研究で2000年7月、雄の初代コウコウ(興興)と来園し、その年の入園者数が前年から倍増する人気ぶりだった。人工授精に成功するも赤ちゃんの育成にはつながらず、10年に2代目の雄が急死してからは1頭だけで過ごしている。
「神戸のお嬢さま」として親しまれているタンタンだが、人間なら80代に差しかかる年齢。「体への負担が少なく、多くの仲間がいる古里で過ごさせたい」-そんな中国側の思いもあり、協定に基づいて20年に返還することが決まった。同国では「晩年は古里で」という言い習わしがあるという。
しかし、コロナ禍で返還先の四川省への直行便が運航されず、昨年春には心臓疾患が判明した。今月末まで期限が延長されるも状況は変わっていないため、年明け以降も神戸にいるとみられる。
帰国は「直行便とタンタンの健康次第」と同園の担当者。治療のため定期的な検査などが必要で、長らく一般展示は中止されている。「観覧は『タンタンファースト』。帰国できるくらい体調が回復すれば可能性はある」という。
一方、国内では、飼育員が同行できるようになったことなどから、来年2月には上野動物園(東京都)の雌のジャイアントパンダ、シャンシャンが帰国。和歌山県のレジャー施設「アドベンチャーワールド」の「永明」と双子の「桜浜」「桃浜」の計3頭も来年の中国行きが発表された。
タンタンが帰れば王子動物園にパンダはいなくなる。同園はこれまでの飼育経験や中国との人的交流を強調し、新しいパンダのつがいを要望してきた。今年5~8月には健康管理のアドバイスなどのため、中国ジャイアントパンダ保護研究センターから獣医師や飼育員が来園。担当者は「タンタンの病状を共有し、よりよい信頼関係が築けた」と手応えを感じている。
パンダの誘致については国内外に多くの「ライバル」が存在するが、リニューアルも予定されている同園は「飼育技術を高め、設備を改善するなどして引き続きパンダの繁殖に取り組みたい」と願う。
実物のタンタンが見られない分、公式ツイッターでは日々、眠ったり散歩したりするかわいらしい姿を写真や動画で発信。投稿には毎回「『旦当(担当)』さんいつもありがとう」「この寝顔を見たら癒やされます」といった多くのコメントが寄せられている。同園は「タンタンの体調がよくなるまで、ツイッターも含めて見守ってほしい」としている。
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