光を当ててがん細胞を破壊する「光免疫療法」を実施できる病院が、来年春までに全国で103施設となる見込みになったと、医薬品や機器の開発販売を手がける楽天メディカル(東京都)が発表した。2年前、世界に先駆けて日本で実用化された時は約20施設だったが、約5倍に拡大した。兵庫県内ではすでに実施している3施設を含め、計6施設に増える見込みだ。
光免疫療法は2020年11月、鼻、口、喉などの頭頸部がんが保険適用になった。再発のがんで、手術や放射線といった治療が効かない患者が対象となる。
県内では21年4月から取り組む神戸大病院(神戸市)に加え、今秋、神戸市立医療センター中央市民病院と県立がんセンター(明石市)で実施された。さらに姫路赤十字病院(姫路市)、兵庫医科大病院(西宮市)が新たに体制を整え、県立尼崎総合医療センター(尼崎市)も来年春までの導入を目指している。
県立がんセンターでは11月下旬、70代男性の上顎がんが初症例となった。頭頸部外科部長の岩江信法医師(57)は「他施設の報告から、他の治療法がない患者の状態改善につながる実感が持てたことが導入の決め手」と話す。男性も治療後は肉眼で確認できるほどがんが縮小したという。
岩江医師は「他の治療が無効な患者が対象のため、腫瘍の縮小、病状の緩和を目指すことが多いのも現状」とも指摘。「将来的に対象が広がれば、根治治療として期待が持てる」と話した。
【光免疫療法】 米国立衛生研究所の主任研究員小林久隆氏(西宮市出身)が開発を主導。術前に薬を投与し、光に反応する物質をがん細胞に付け、近赤外光を照射してがんを破壊する。体への負担が少なく、免疫を活性化する利点もあるとされる。手術、放射線治療、薬物療法、免疫治療に次ぐ第5の治療法として期待される。
【特集ページ】光免疫療法~がんとの新たな闘い

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