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梶谷優斗(左)からたすきを受け取り、走り出す東海大・石原翔太郎=鶴見中継所
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梶谷優斗(左)からたすきを受け取り、走り出す東海大・石原翔太郎=鶴見中継所

 第99回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)が始まった2日、エースが集う最長区間の2区では、東海大3年の石原翔太郎(兵庫県たつの市立龍野東中-岡山・倉敷高出)が区間4位で、関東学生連合を含めて9人を抜く快走を見せた。前々回は1年生で3区区間賞を獲得するなど、駅伝で抜群の強さを発揮。会員サイト(SNS)上には、米大リーグ・エンゼルスで投打の「二刀流」で活躍する大谷翔平になぞらえ、「石原翔タイム」の文字が並んだ。

 石原は倉敷高時代に全国高校駅伝の優勝に貢献。東海大では1年生で全日本大学駅伝4区区間新、箱根駅伝3区区間賞に輝き、鮮烈なデビューを果たした。その後故障に苦しんだが、昨春復帰。11月の全日本大学駅伝で3区区間賞を獲得し、復活を印象づけた。

 2年ぶりに箱根駅伝に戻ってきた石原は、19位でたすきを受けると、ダイナミックな走りで前方の走者を次々と捕らえた。終盤も顔をゆがめながら粘り、11位まで順位を押し上げた。シード圏の10位以内まで1秒差に迫った。

 このほか2区の県内出身者では、箱根駅伝で自身4年連続出場の日本体育大4年藤本珠輝(加古川市立陵南中-西脇工高出)が区間12位、55年ぶり出場の立教大で1年の国安広人(明石市立大久保中-須磨学園高出)が区間18位だった。

スポーツ西播
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