家内安全、商売繁盛、学業成就…。三が日、兵庫県内の社寺は、新年の抱負を神仏に託す初詣客でにぎわった。では、さまざまな願いを受けた当の社寺側は、どのような1年を望んでいるのか。県内各地の人気スポットに、漢字1字に思いを込めて2023年の展望を語ってもらった。
■「咲」
南あわじ市の諭鶴羽神社は、拝殿に掲げる四字熟語「恵風花咲」から選んだ。諭鶴羽山から吹く恵みの風が野や山に花を咲かせるように、人の心にも花が咲いてほしい-という意味だ。
奥本憲治宮司が願いを届けたいのは、コロナ禍やウクライナ情勢による物価高などで苦しむ人たち。「力強い自然のメッセージを感じ取ってもらえたら」
■「甦」
中止が続く祭事や催しが甦るように。ウクライナ情勢などで暗くなった人の気持ちも明るく甦るように。柏原八幡宮(丹波市)の千種正裕宮司が願う。
国重要文化財の本殿は、改修工事が8月にも完了し、文字通り甦る予定。「閉塞した機運を払拭し、希望を持てる曇りのない1年に」と話す。
■「動」
コロナ前は、三が日で約35万人が訪れていたという姫路市の播磨国総社。大恵貴之権禰宜は「人が動き、生活が動き、経済が動く年に」との思いを託した。
真っ先に浮かんだ1字は、感染の終息を願っての平穏の「穏」。だが、穏やかな状態の一歩先まで進んでほしいとの望みを込めて「動」を選んだという。
■「生」
「生かせいのち」。弘法大師の教えを引用したのは、真言三宝宗の大本山、清荒神清澄寺(宝塚市)だ。
森藤晃正執行長は、ウクライナ情勢やコロナ禍で、子どもやお年寄りら弱い立場の人たちが特に影響を受けていると指摘。「先が見えにくい社会だからこそ、一人一人が生きる大切さを考えてほしい」と願う。
■「祈」
「神主としてできるのは、世界の平和や皆さんの幸せを祈ることぐらい」。出石神社(豊岡市)の長尾家典宮司は、日々の勤めである祈りそのものを選んだ。
神職の役割を、神様と人との間をつなぐことと位置付ける。「祈ったところで、力を及ぼさないかもしれない。それでも、思いが届くものと信じ、繰り返し祈ることが大切だと思う」
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