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跡地に大学が誘致される予定の王子スタジアム=2022年4月、神戸市灘区
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跡地に大学が誘致される予定の王子スタジアム=2022年4月、神戸市灘区
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 神戸市が計画する王子公園(同市灘区)の再整備について、関西学院(兵庫県西宮市)の村上一平理事長が神戸新聞社のインタビューに応じ、大学誘致の公募について「できれば参加したいと考えている」と前向きに検討している考えを示した。大学内に設置した検討委員会で、具体的な計画内容を詰めているといい、エントリーの期限である2月中旬までに最終判断する。

 同公園の再整備で神戸市は昨年12月、現在の王子スタジアムを公園北側に新築移転し、大学を誘致する基本方針を策定。同月から公募を開始し、今年6月ごろに優先交渉権者を決めるとしている。公募対象地は約3・5ヘクタールで、100億円で大学側に売却する。

 市は大学誘致について、同公園エリアの新たな価値を生み出すため、「最も有力な施策」と強調。少子化が進む中、大学の都心回帰が加速しており、ニーズを捉え、競争力のある大学を誘致するとしている。

 公募要項には、求める大学像を「周辺の歴史と文化を尊重し、地域と世界に開かれた大学」と明記。企業の活性化など地元経済の発展に向けた取り組みのほか、地域の課題解決やにぎわいづくりへの貢献など5項目を審査する。

 関西学院大は1889(明治22)年に創立。1929年に西宮・上ケ原に移転するまでの40年間、かつて「原田の森」と呼ばれた同公園一帯にキャンパスを置いていた。

 同大は昨年2月、「王子キャンパス構想特別検討委員会」を設置し、大学誘致の公募に参加するかどうかの検討を続けてきた。

 インタビューで村上理事長は「(公募に)できれば参加したいと考えている」とした上で、「関学の今後の発展に役立ち、神戸市にとっても価値のあるプロジェクトにしなければならない」と力を込めた。

 具体的な教育カリキュラムの策定に向けて、国内外に調査団を派遣しているとし、「学部を移すとか、関学にない学部を増やすとか、そのレベルの話では意味がない。最先端のものをつくり出すために議論を続けている」と語った。

 大学誘致を巡っては、同公園の既存施設の一部が廃止・縮小されることなどから、地元を中心に反発の声が上がっている。村上理事長は「いろんな意見があることは知っている。地域に受け入れられ、地域と一体化した教育の場にしなければならない」と考えを述べた。

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