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被害の集中する阪神エリアの捜査に当たる特殊詐欺特別捜査隊「阪神方面隊」の発足式=6日午後、神戸市中央区の兵庫県警本部
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被害の集中する阪神エリアの捜査に当たる特殊詐欺特別捜査隊「阪神方面隊」の発足式=6日午後、神戸市中央区の兵庫県警本部
兵庫県警察本部=神戸市中央区
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兵庫県警察本部=神戸市中央区

 兵庫県警は2月にも、特殊詐欺犯罪の捜査につながる情報提供に対して情報料(最高100万円)を支払う全国初の制度を始める。

 県警生活安全企画課の集計によると、2022年に県内で確認された詐欺被害額は約18億円に上る見込みで、被害件数は1060件と過去ワースト2位の多さという。

 県警では昨年から専門の捜査部隊「特殊詐欺特別捜査隊」を発足させ、末端の「受け子」や「出し子」を摘発してきたが、指示役ら上位容疑者にたどり着くのは難しく、被害は高止まりしている状況だ。

 そこで、グループのリーダーや拠点に関する情報を広く募り、その情報が摘発や事件解決につながった場合には原則、上限30万円を支払うことを決めた。また、グループの壊滅に至るような有力な情報には、最大で100万円まで支払う可能性があるという。

 2月以降、県警のホームページに専用フォームを設け、情報提供を呼びかけるという。

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