• 印刷
夜明け前、水行場で始まった寒水行=6日早朝、兵庫県市川町沢
拡大
夜明け前、水行場で始まった寒水行=6日早朝、兵庫県市川町沢
夜明け前、水行場で始まった寒水行=6日早朝、兵庫県市川町沢
拡大
夜明け前、水行場で始まった寒水行=6日早朝、兵庫県市川町沢

 冬の寒さが本格化する二十四節気の「小寒」を迎えた6日早朝、兵庫県市川町の延寿寺で水を頭から浴びて心身を清める「寒水行」が始まった。節分までの約1カ月間、檀信徒らが家内安全などを祈りながら冷水を浴びる。

 市川沿いの同寺で約100年前から続く伝統行事。午前5時前、気温1度の境内には県内外の男女13人が集まった。巨石で囲まれた水行場でお題目を唱えながら、井戸水を自らの体に勢いよく浴びせた。

 兵庫県加西市笹倉町の会社員、岩井久男さん(72)は24歳から参加して今年で49年目。期間中は毎朝、家族の安全と健康を祈り続けるといい「水の冷たさは気の持ちようで何とでもなる。1年の始まりを平常心で迎えられた」と、晴れやかな表情を見せた。

西播
もっと見る
 

天気(10月10日)

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

  • 26℃
  • ---℃
  • 10%

  • 27℃
  • ---℃
  • 10%

  • 28℃
  • ---℃
  • 10%

お知らせ