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神戸大学病院=神戸市中央区
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神戸大学病院=神戸市中央区

 兵庫県は、突発的に意識を失うなどの発作が出るてんかんの患者とその家族の悩みを聞く電話相談窓口を開設した。県内のてんかん支援拠点病院である神戸大医学部付属病院てんかんセンター内に設置し、専門医が生活上の注意点や診療可能な地域の医療機関の紹介などを行う。

 てんかんは約100人に1人の割合で発症し、県内の患者数は推定5万人とされる。発作は繰り返し起き、投薬で抑制するほか、脳神経外科手術などの治療法もある。

 県によると、一般の医療機関では、どの医療機関が専門的な診療を行っているかは把握できていないという。患者に必要な専門医療が提供できていない状況があるとされ、県はてんかんセンターがある神大病院と連携、ワンストップの電話相談窓口を昨年12月に設けた。

 窓口では、同病院の脳神経外科や内科、小児科、精神科の医師が対応。てんかんを患っているかどうかをはじめ、内服する薬の相談などに応じる。学校生活や就労の観点から助言し、居住地周辺でてんかん診療を担う医療機関も紹介する。

 職員が電話で相談内容を聞き取った後、専門医が電話相談に応じる。無料。窓口の開設日時は火曜午後1~5時、水曜午前9時~正午、木曜午後1~5時。TEL078・382・5111

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