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減少傾向にある銭湯。住民の貴重な交流の場でもある=神戸市内
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減少傾向にある銭湯。住民の貴重な交流の場でもある=神戸市内
減少傾向にある銭湯。入浴料の値上げで経営は安定するか=尼崎市内
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減少傾向にある銭湯。入浴料の値上げで経営は安定するか=尼崎市内

 兵庫県は11日、2月1日から銭湯の大人入浴料金(12歳以上)の上限額を40円値上げし、490円にすると発表した。燃油価格の高騰に対応するための措置で、2019年10月以来の改定となる。

 銭湯の上限額は物価統制令に基づき、都道府県知事が指定する。ロシアのウクライナ侵攻などで湯を沸かす燃油の価格が高騰し、銭湯の経営を圧迫していた。

 対象となるのは「スーパー銭湯」を除く県内95施設。6歳~12歳未満と6歳未満の料金も20円引き上げ、それぞれ180円、80円とする。6歳~12歳未満は14年、6歳未満は1986年以来の値上げとなる。実際の料金は、各施設が上限の範囲内で設定する。

 県内では銭湯が減少傾向にあり、県から諮問を受けた公衆浴場入浴料金協議会は昨年12月に「公衆浴場は地域コミュニティー、防災上の拠点としての役割を担っており、経営の安定を図り、廃業による施設減少を食い止める観点から値上げはやむを得ない」と答申していた。

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