兵庫県姫路市は、国宝姫路城（同市本町）の世界文化遺産登録３０周年記念事業の一環で、英国ロイヤル・バレエ団が７月８日、ドイツのベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が１１月１８日に、それぞれアクリエひめじ（同市神屋町）で公演すると発表した。いずれも来日は４年ぶりで、姫路での公演は初めて。

　ロイヤル・バレエ団は主役級を演じる最高位のプリンシパル平野亮一さん＝兵庫県尼崎市出身＝が出演する。チケット発売は１月１９日。問い合わせは姫路市文化国際交流財団（姫路キャスパホール内）ＴＥＬ０７９・２８４・５８０６

　ベルリン・フィル公演の詳細は未発表。同楽団では、姫路市や赤穂市と縁のあるバイオリニスト樫本大進さんが第１コンサートマスターを務めている。

　記念事業では既に、歌舞伎「平成中村座」やサーカスの公演も決まっている。

　姫路市観光課記念事業準備室ＴＥＬ０７９・２２１・２１２１