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牟礼正稔氏
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牟礼正稔氏

 任期満了に伴う兵庫県赤穂市長選は15日告示され、現職で無所属の牟礼正稔氏(68)以外に立候補の届け出はなく、無投票で再選が決まった。同市長選の無投票は2011年以来12年ぶり。

 牟礼氏は元兵庫県職員で、県道路公社播但連絡道路管理事務所長などを務めた。19年の前回市長選は、2度目の挑戦で当時の現職を破って初当選した。自身の年齢も踏まえて2期で退任する意向を明らかにしている。

 赤穂市の人口は1999年の5万2833人をピークに減り続け、半世紀ぶりに4万5千人台となった。無投票で再選を決めた牟礼氏は「今後、人口減少の大きな波が市内各地に及ぶ」と強調し、移住・定住を促進するため、空き家の活用や市立学校園の給食費完全無償化など、子育て支援の充実に意欲を示した。

 厳しい財政状況への対応としては、ふるさと納税の増収などで自主財源の確保を目指すと述べた。

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