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雪が溶けてしまったアップかんなべスキー場=豊岡市日高町
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 兵庫・但馬地域のスキー場を雪不足が直撃している。雪が溶けて滑走不可になるコースが相次ぎ、全11カ所のうち、半数超の6カ所が18日までに臨時休業した。電気代の高騰で人工造雪機の稼働も難しく、まとまった積雪を待つしかない状況だ。今週末以降に強い寒波が襲来するとの予報もあり、関係者は「一刻も早く、少しでも多く雪が降って再開できれば」と期待する。

 豊岡市日高町山田の奥神鍋スキー場。15日には標高の高いコースを滑るスキーヤーもいたが、麓付近は地肌が目立ち、男性客は「何とか滑れるけど、泥だらけ」と苦笑い。同日まで断続的に降り続いた雨で残っていた雪も溶け、16日から全面休業している。

 奥神鍋は例年、人工雪コースを用意するが、今季は電気代の高騰で造雪機の稼働を断念した。設備の老朽化や修理部品の調達も難しく、電気代や保守費などで通常でも1シーズン2千万円ほどかかるが、今季は電気代が1・5~2倍になると見込まれたためだ。井上博夫社長は「これまでは雪不足でも何とか営業していたが…」と肩を落とす。

 神鍋高原では、奥神鍋を含む3スキー場が16日までに全て休業。日高神鍋観光協会によると、3スキー場の15日までの来場者数は、前年同期比54%減の1万8980人まで落ち込んだ。

 兵庫県香美町のハチ北高原スキー場は一部を除いて滑走できるが、昨季に比べて来場者が2割減。管理する鉢伏開発観光ハチ北事務所の田水聡将所長(53)は「雪に恵まれた昨季と対照的に、今季はまとまった雪が一度もない。スキー客も雪のある北陸方面に流れているのかも」と嘆く。

 中央ゲレンデに降雪機を備えるが、気温が高いため高さ8メートルから噴霧する水が雪にならず、今季は3日間しか稼働していない。同スキー場に近い兎和野高原では12~14日の最高気温がいずれも10度を超え、18日時点の積雪は0センチ。「気温が高い状態での雨風は、雪不足のゲレンデに一層こたえる」と田水所長。人工造雪機もあるが、電気代がやはりネックという。

 養父市でも、若杉高原おおやスキー場と氷ノ山国際スキー場が16日から休業。氷ノ山国際で予定されていた中学・高校の県総合体育大会アルペン競技は、会場がおじろスキー場(香美町)に変更された。やぶ市観光協会は、市内での宿泊者を対象に、市内のスキー場で使える「リフト1日券」を10日の宿泊分から1万枚用意したが、17日時点で9千枚以上残っているという。

 同県新温泉町の但馬牧場公園スキー場は、予定より1週間遅い今月1日に一部コースだけオープンしたが10日から休業し、今季は9日間しか営業できていない。現在の積雪は0センチだ。

 一方、全面滑走可能なおじろスキー場は、来場客が前年同期比8%増。例年より積雪は少ないが、近隣で休業するスキー場の受け皿になっているとみられる。

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