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道路凍結のイメージ(naka/stock.adobe.com)
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 今季最強といわれる寒波の影響で、兵庫県では日本海側だけでなく、南部でも大雪や寒さへの警戒が必要となりそうだ。

■大雪対策

 2022年度の消防白書によると、21年11月~22年4月の雪害による死者は99人。うち、屋根の雪下ろしなど除雪作業中になくなったケースが76人で4分の3を占めた。

 首相官邸ホームページが大雪の際の注意点を挙げている。屋根で雪下ろしをする際は、複数人での作業を推奨。命綱やヘルメット、携帯電話の用意を促す。

 路面も凍結する。やむをえず車を運転する場合は、カーブ手前の減速▽早めにゆっくり踏むブレーキ-などを心がける。冬用タイヤ、タイヤチェーンなどの装備はもちろんだ。

 歩行時に転倒し、けがをする人も増える。ゴム長靴など滑りにくい靴を履き、靴の裏全体を路面に付けて歩くことを心がけたい。小さな歩幅でそろそろと歩く「ペンギン歩き」も有効。特に横断歩道の白線▽車の出入りがある歩道▽バス・タクシー乗り場▽下り坂-などは滑りやすい。

■水道管対策

 気温が氷点下4度以下になると、水道管が凍結し、破裂する可能性がある。神戸市水道局は、むき出しの水道管やメーターなどに古い毛布や布きれなどを巻いたり、水を浴槽などへ少しずつ出したりするよう勧めている。

 水道管が凍結したら、「しばらく待ち、くれぐれも熱湯をかけないように」。破裂した場合は、水道メーターボックスにある止水栓を閉め、破裂箇所に布やテープなどを巻きつけて応急処置をし、自治体の指定業者などに修理を申し込む。

 また、風呂場など急激な温度変化で血圧が急変する「ヒートショック」にも注意が必要。神戸市によると、2019年の救急搬送は403件。お湯の41度以下の設定、脱衣所や浴室での暖房器具の使用といった予防策を挙げている。

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