社会から孤立しがちなひきこもり当事者、家族らが悩みを話せるツールとして、オンラインが各地で注目されている。兵庫県明石市のNPO法人「陽だまりの会」は新型コロナウイルス禍を機に、3年前からオンライン交流会を開催。顔や名前を明かさずに参加でき、遠方の専門家を招いた勉強会も可能となり好評だ。13日の定例会は、ひきこもり問題の第一人者で精神科医の斎藤環さんをゲストに招く。
同会は2011年、ひきこもり当事者の家族会として結成された。あかし保健所(同市)と連携して月1回の定例会を開き、親らが悩みを打ち明け合う場を提供してきた。
だが、コロナ禍で会員が集うことが困難に。そこでオンライン開催に切り替え、兵庫県立大看護学部(同市)のスタッフの助けを借りながらビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」を使う環境を整備した。
開催してみると、対人関係に抵抗のある当事者、家庭内の事情を知られたくない家族らの参加が少しずつ増加。議論を聞くだけでも可能な気楽さが参加のハードルを下げた。同会の松井勝也代表は「当事者はいきなり顔が見える集まりには抵抗があり、コロナ禍前は毎回3人から5人程度だった。オンラインになってからは多いときで10人参加することもある」と言う。
専門家の話は、将来が見通せない親らに好評。今回は関東が活動拠点の斎藤さんの講話が実現した。同会会員で、ひきこもりだった長男の将来を考えようと参加する女性(68)=神戸市西区=は「斎藤さんは著書も多く、直接話を聞けるのは貴重。高齢者はネット接続が苦手だが、私は息子が手伝ってくれた。オンラインを機に会話が始まる親子もいるのでは」と話す。
定例会は午後2時~3時半。無料。松井さんにメール(matsui_akashi@yahoo.co.jp)で申し込む。
◇
ひきこもり当事者や家族らのオンライン交流・相談対応などは、「おうちクリエイトスペース・むすび」(姫路市)をはじめ西宮、三田市などの計9団体が実施。ウェブサイト「兵庫ひきこもり情報ポータルサイト」で紹介されている。
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