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襲撃事件の状況や心境について語った宮台真司さん=4日午後、神戸市中央区加納町2
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襲撃事件の状況や心境について語った宮台真司さん=4日午後、神戸市中央区加納町2
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襲撃事件の状況や心境について語った宮台真司さん=4日午後、神戸市中央区加納町2

 東京都立大で昨年11月、男に襲われて重傷を負った教授で社会学者の宮台真司さん(63)が4日、神戸市内で講演し、襲撃当時の状況や事件後の心境を語った。

 刃物で右脚や首などを切りつけられた。逃走した容疑者とみられる男(41)は昨年12月、相模原市の自宅で首をつって死亡しているのが見つかった。

 宮台さんは、寒い日は痛むという右脚をかばうようにしながら歩いて現れ、「(相手の)殺意を感じた」と振り返った。

 護身術を習得しており、刃物で胸の辺りを狙われても「防戦できた」としたが「たまたま学生が通りかかって(男が)逃げていなければ、とどめを刺されていたかも」と話した。

 救急車を待つ間、血が止まらずに意識が遠のくのを感じて「死んだら有名になり、本を読む人が増えて僕のメッセージがより届く」などと考えたという。

 男が自殺したとみられる点には「かなりダメージがあり、落ち込んでいる。(自分の精神が)どういう状況か記録に残しておきたい」として、精神科医の受診を予定していることを明かした。

 参加者から、事件後も言論活動を続ける理由を問われると「(襲撃は)大したことだと思っていないから」とした。その上で「いつも刺さる言葉を使うので、こういう事態は想定していた。ただ、警戒を緩めていたので家族や仲間には迷惑をかけた」と答えた。

 講演は神戸YMCAが企画した。

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