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配られた食料を受け取る被災者ら=トルコ南部ガジアンテプ県(CODE海外災害援助市民センター提供)
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配られた食料を受け取る被災者ら=トルコ南部ガジアンテプ県(CODE海外災害援助市民センター提供)
立ち並ぶテントの前で暖を取る人たち=トルコ南部ガジアンテプ県(CODE海外災害援助市民センター提供)
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立ち並ぶテントの前で暖を取る人たち=トルコ南部ガジアンテプ県(CODE海外災害援助市民センター提供)
テントの中で眠る人たち=トルコ南部ガジアンテプ県(CODE海外災害援助市民センター提供)
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テントの中で眠る人たち=トルコ南部ガジアンテプ県(CODE海外災害援助市民センター提供)

 トルコ南部で起きた大地震の被災地に、神戸市兵庫区の非政府組織(NGO)「CODE(コード)海外災害援助市民センター」のスタッフ2人が入った。公園にはテントが張られ、ボランティアが炊き出しの食料を被災者に提供。余震におびえる暮らしが続いているという。

 CODEの吉椿雅道事務局長(55)と、学生スタッフの植田隆誠さん(22)。今月6日の地震発生を受け、10日夜に羽田空港から現地に向かった。

 2人はトルコ南部を目指し、現地時間の11日午後、マグニチュード(M)7・8の震源地に近いガジアンテプ県に到着した。吉椿さんによると、街の歴史的遺産であるガジアンテプ城が損壊するなど局所的な被害が見られ、公園では多くの被災者がテントで寝泊まりしている。日が陰ると一気に寒さが厳しくなり、たき火を囲む人々の姿も見られるという。

 吉椿さんは「阪神・淡路大震災の経験を生かし、支援の手が届いていないところを探しながら、できる支援から始めていきたい」と話している。現地には17日まで滞在し、物資提供や現地ボランティアの後方支援などを行う。その後も中長期的な支援を検討する。

 CODEは、2002年にNPO法人として発足。1995年の阪神・淡路大震災の発生2日後に立ち上がった「NGO救援連絡会議」が前身で、世界各地の被災地支援に取り組んでいる。

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