トルコ南部の大地震で、兵庫に暮らすトルコ出身者が現地支援に動き始めた。阪神・淡路大震災を経験した神戸の男性は、交流サイト(SNS)などで募金活動を展開し、母国に届ける予定だ。「なぜ、がれきの下で死なないといけないのか。悲しすぎる」。発生から1週間が過ぎても全容が見えぬ被害の大きさに胸を痛める。
シェネル・コヌックさん(55)=神戸市東灘区=は芦屋市西山町のトルコ料理店「サクルエブ」のオーナー。店名は「隠れ家」を意味し、トルコの豊かな家庭料理を提供する。
■「友人家族、がれきの下敷き」の情報
大地震は今月6日に発生した。コヌックさんは、トルコ東部のエルジンジャン県出身。母国の家族や親戚は無事を確認したものの、友人の家族ががれきの下敷きになっているという情報があり、詳しいことは分かっていない。
毎日、テレビやインターネットで、被災者の不安な表情や崩れ落ちた建物の様子が伝えられる。「トルコはどうなるのか。絶望を感じる」。コヌックさんはそう声を落とした。
1989年に来日し、95年の阪神・淡路大震災では芦屋にあった自宅が半壊した。家族で大阪に避難した記憶が鮮明に残る。トルコも地震国だが、あれほどの揺れは初めてだった。
99年8月、トルコ北西部で大地震が発生。1万7千人以上が死亡し、多くの住宅やビルが倒壊した。コヌックさんは神戸・三宮で在阪トルコ人らと街頭募金を行い、トルコ大使館を通じて被災地に送った。「トルコ人も日本人も、一緒になって取り組んだ」
■「地震大国と言われ続けていたのに」
今回の地震で、死者数は隣国シリアを含めて計3万5千人を超え、99年を大きく上回った。「過去の大地震を生かせなかった」とコヌックさん。耐震性の低い建物が被害拡大につながったとし、「地震大国で、危ないと言われ続けていたのに備えの意識が薄かった。こんな悲劇はもう二度と見たくない」と唇をかんだ。
募金活動は、仲間とともに行う考えだ。「母国に行って直接、被災した人たちに届けたい」。店に置いているトルコと日本の国旗を前に、力を込めた。
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