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 神戸市兵庫区湊町1の集合住宅で1月、高齢男性ら8人が死傷した火災を受け、神戸市消防局は15日、市内にある同様の構造の建物計82棟を緊急査察した結果を発表した。このうち71棟で消火器や住宅用火災警報器の設置に関して消防法の違反が見つかり、指導した。

 火災は1月22日未明に発生し、査察は同25日~2月10日に実施された。延べ床面積が500平方メートル未満など、火災があった住宅に類似する建物計82棟を調べた。

 発表によると、消防法や市火災予防条例に照らし、問題がなかったのは11棟にとどまった。消火器の点検が行われていなかったり製造から長期間経過していたりしたのが43棟で、未設置など住宅用火災警報器が適正に設置されていなかった建物が31棟あった。

 同市消防局は今後、区役所と連携して査察対象の居住者へ出火防止対策を啓発するほか、火災を感知すると全ての警報器が一斉に鳴る連動型の警報器も備えるよう促すとしている。

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