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次々と水揚げされるイカナゴのシンコ=2022年3月1日、姫路市白浜町
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次々と水揚げされるイカナゴのシンコ=2022年3月1日、姫路市白浜町
水揚げされたイカナゴのシンコ=2022年3月1日、神戸市垂水区平磯3、垂水漁港
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水揚げされたイカナゴのシンコ=2022年3月1日、神戸市垂水区平磯3、垂水漁港

 春の風物詩イカナゴのシンコ(稚魚)漁について、兵庫県と大阪府の漁業者らは22日、播磨灘と大阪湾の解禁日を3月4日に決めた。7年連続で今年も不漁が予測されており、シンコが育つのを待って昨年よりも3日遅らせた。

 両府県の水産研究機関による漁況予報やこの日の試験操業で採取したシンコの体長などを基に漁業者らが協議。解禁の目安とする4センチにシンコがおおむね育つ時期を選んだ。

 シンコ漁は2017年以降、極端な不漁が続く。かつては漁期が1カ月~1カ月半ほどあったが、漁業者は資源保護のため数日~20日程度に短縮している。

 16年以前の漁獲量は1万~2万トンあったが、21年が1467トン(速報値)、22年は1665トン(同)と落ち込んだままだ。県水産技術センター(明石市)は、今年の漁獲について「平年を下回る」と予報しており「漁期の短縮など資源を残すよう検討を」と呼びかけている。

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