• 印刷
マスク着用と非着用の生徒が混在した兵庫高校の卒業式=28日午前、神戸市長田区寺池町1
拡大
マスク着用と非着用の生徒が混在した兵庫高校の卒業式=28日午前、神戸市長田区寺池町1
兵庫高校の卒業式では、マスクを外す生徒もみられた=神戸市長田区寺池町1
拡大
兵庫高校の卒業式では、マスクを外す生徒もみられた=神戸市長田区寺池町1
式典終了後、教室でマスクを外して記念撮影。最後に多くの笑顔が並んだ=28日午後、神戸市長田区寺池町1、兵庫高校
拡大
式典終了後、教室でマスクを外して記念撮影。最後に多くの笑顔が並んだ=28日午後、神戸市長田区寺池町1、兵庫高校

 兵庫県内の多くの公立高校で28日、卒業式があった。新型コロナウイルス対策を巡り、政府が打ち出した「生徒らはマスクを着用せずに出席することを基本とする」との指針を受け、一部の生徒が入退場時に外すなど、昨年までとは異なる光景もみられた。

 県教育委員会などによると、公立高の卒業式は2月下旬から3月上旬に予定され、2月28日が最も多い。今春の卒業生は、県内でコロナウイルスの感染者が初めて確認されてすぐに入学した世代で、学校行事が簡素化されるなどの影響を受けてきたという。

 長田高校(神戸市長田区)では316人が卒業し、証書授与時にはマスクを着けて3年ぶりに一人一人が返事をした。校歌斉唱も換気などをして復活させ、本人の判断で歌った。生徒の入退場時はマスクを外す姿もみられた。

 兵庫高校(同)でも316人が卒業した。式全体のマスクは任意とした一方、全卒業生による校歌と蛍の光の斉唱を3年ぶりにマスク着用で復活させた。入退場や記念撮影時に外す生徒もいて、笑顔を見せた。

 同校を卒業した女子生徒(18)は「入学式はコロナでできなかったから、卒業式は無事に迎えられてうれしい」と喜んだ。高校教諭になりたいという男子生徒(18)は「部活の大会が中止になるなど悔しい思いもしたが、その分みんなで団結して頑張ってこられた。充実した3年間だった」と話していた。

神戸兵庫高校
もっと見る
 

天気(9月6日)

  • 34℃
  • ---℃
  • 0%

  • 35℃
  • ---℃
  • 0%

  • 35℃
  • ---℃
  • 0%

  • 37℃
  • ---℃
  • 0%

お知らせ