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甲子園球場で開かれる「甲子園ブラスバンドフェスティバル」のイメージ(実行委員会提供)
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甲子園球場で開かれる「甲子園ブラスバンドフェスティバル」のイメージ(実行委員会提供)

 高校野球の聖地となっている阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で6月11日、高校吹奏楽部による公演「甲子園ブラスバンドフェスティバル」が開かれる。野球部が甲子園に出場したことのある関西の学校を中心に、6~7校の吹奏楽部が出演。いつもはグラウンドの選手を鼓舞する立場の吹奏楽部が主役となり、アルプススタンドに応援曲を響かせる。

 球場が2024年8月に100周年となるのを記念し、同球場などで構成する実行委員会が初めて企画した。出演校は3月中旬ごろ、イベントの公式サイトで公表する。

 実行委によると、出演校は主にアルプススタンドで演奏。全校で甲子園にまつわる楽曲を奏でるシーンや、グラウンドの人工芝部分を使った演出も予定されている。演奏の様子はバックスクリーンに映す。

 企画には、甲子園常連校の吹奏楽部が演奏するコンサート「ブラバン!甲子園ライブ」の制作委員会と、文芸春秋「ブラバン甲子園大研究」の著者・梅津有希子さんが協力する。

 吹奏楽部は新型コロナウイルス禍で発表の機会が減り、春夏の甲子園もブラスバンドの人数が制限されるなど、部員たちにとってつらい時期が続いてきた。

 実行委は「吹奏楽部の見せ場、晴れの舞台にしたいとの思いで準備してきた。高校野球ファンの皆さんと一緒に、一足早い『熱い夏』にしたい」と入場を呼びかけている。

 午後2時開演で、2時間半~3時間の予定。客は内野席で鑑賞する。約1万5千席を用意する。

 チケットは全席指定で一般3900円、小中学生は千円。座席のいらない未就学児は大人1人につき1人が無料。3月13日からローソンチケットで先行発売し、各プレイガイドでは同20日から先行発売する。

阪神
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