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 新型コロナウイルスの感染者が兵庫県内で初めて確認されてから、3月1日で丸3年になった。この1年では流行「第6波」から三つの波が到来し、感染者は前年比の約5倍、死者は約1・5倍に。3年間の累計感染者は146万203人に達し、県内人口の27%が感染した計算となる。

 県内で初感染が判明したのは2020年3月1日。その後1年間の感染者は1万7968人、死者は530人(死亡率2・94%)。21年3月から1年間の感染者は24万2703人、死者は1282人(同0・52%)と急増した。

 22年は第6波のピークを過ぎた3月以降も、7波、8波が到来。この1年(23年3月1日分含む)の感染者は119万9532人、死者は1970人(死亡率0・16%)。第8波だけでこれまでに894人の死亡が確認され、過去最多だった第6波(845人)を超えた。

 県感染症対策課は「死亡率は当初に比べて大きく下がったが、第6波以降はそれまでと段違いに感染が拡大したため、死者も増えた」と分析。その死亡率も第8波は0・20%で、第7波を上回っている。

 政府は今月13日からマスク着用の有無を個人の判断に委ねるほか、5月8日からは感染症法の位置づけを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを決めた。ただ、高齢者らの重症化リスクは依然高く、県は「基本的な感染対策はできるだけ続けてもらい、特にリスクの高い高齢者らと同居、接する人は注意を」と呼びかけ。「感染者が受診に困らない医療体制の整備をしておきたい」としている。

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