プロ野球の開幕を控え、阪神タイガースの岡田彰布監督や選手ら約２００人が２日、兵庫県西宮市社家町の西宮神社で必勝祈願祭を行った。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う自粛の影響で選手の訪問は４年ぶり。１８年ぶりの「アレ（優勝）」へ誓いを新たにした。

　祈願祭はセ・リーグ制覇した１９６２年の翌年から毎年続く。２０２０年からは新型コロナの影響で、代表者のみで行ってきた。

　タイガースは昨季３位。再建に向けて岡田監督が就任し、２００５年以来のリーグ優勝を目指す。

　六甲おろしが流れる中、佐藤輝明選手や梅野隆太郎選手らがユニホーム姿で参道に登場。駆けつけたファンに笑顔で手を振った。

　参拝を終えた岡田監督は「キャンプも思った以上に順調で、これから調整して戦う姿勢を示していく。たくさんのファンの方にも来ていただいたので、期待に応えられるようにしたい」と話した。