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大阪・関西万博での旅客輸送に向けてスカイドライブが開発する機体「SD-05」(スカイドライブ提供)
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大阪・関西万博での旅客輸送に向けてスカイドライブが開発する機体「SD-05」(スカイドライブ提供)
神戸新聞NEXT
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 2025年の大阪・関西万博の目玉の一つとされる「空飛ぶクルマ」の離着陸場について、大阪府と市は3日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)や大阪城(同市中央区)の近隣など市内の計3カ所を、万博会場外の候補地に選んだと明らかにした。空飛ぶクルマを万博会場の夢洲との二地点間で往来させる計画で、23年中にも離着陸場の運営事業者を公募し、決定する。

 他の候補地は水族館「海遊館」(同市港区)が近い中央突堤。大阪市外では、関西空港(泉佐野市)にも離着陸場の設置を予定している。

 離着陸場は兵庫県内でも設置の検討が進む。県は23年度、国土交通省が定める設置基準を基に、候補地の選定に向けて調査する方針。県の担当者は、夢洲と海を挟んで2・5キロと近い、尼崎市臨海部の県有地フェニックス事業用地について、「優先的に調査する有力な候補地」としている。

 空飛ぶクルマは「電動」「自動操縦」「垂直離着陸」が特徴の次世代の乗り物。国内外の企業が機体開発を繰り広げ、万博での旅客輸送を契機に、35年ごろには機体の量産化を目指している。

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